stand.fm(スタンドエフエム)で稼ぐことは本当に可能なのでしょうか。
ライブ配信アプリを選ぶ上で、稼げるかどうかはとても大きな指標なので、気になる方も多くいると思います。
そこで本記事では、stand.fmで本当に稼げるのかどうか、詳しく解説していきます。
stand.fmは稼げる?
結論から言うと、stand.fm(スタンドエフエム)で多額の収益を得るのはかなり難しいです。しかし、お小遣い程度の額であれば稼ぐことは十分可能です。
stand.fmでは、以下の機能を利用して収益を得ることができます。
- ギフト
- 収益化プログラム
- メンバーシップ
- コンテンツ販売
尚、それぞれの稼ぎ方についての詳細は、下記の記事をご参照ください。
稼ぎ方の種類は豊富にあるstand.fmですが、どれもそこまで多くの収益を得ることはできません。
では、なぜstand.fmで稼ぐことは難しいのでしょうか。次項では、その理由について詳しく説明していきます。
stand.fmが稼ぎにくい理由
stand.fmは多額の収益を稼ぐのが難しいアプリです。その理由には、下記の点が考えられます。
- 利用者層が幅広い
- リスナー専が比較的少ない
- 稼ぐ土壌が出来上がっていない
ここでは、それぞれの理由について詳しく説明していきます。
利用者層が幅広い
stand.fmの良い点でもありますが、稼げない大きな理由として「利用者層が幅広い」という点が考えられます。
他のラジオ配信アプリであるSpoonやピカピカは、配信者の年齢層がかなり低い点が特徴的です。またリスナーには、そのような若い配信者を好きな層が多く集まっています。
しかしstand.fmの場合、良くも悪くも利用者層が幅広いため、アプリとしてのターゲット層が不明瞭です。
例えばSpoonの場合には「イケボ/カワボの配信者が多い」といったイメージを持ってアプリを利用することができます。しかしstand.fmの場合には「〇〇の配信者が多い」といったイメージを持ってアプリを利用することができません。
このような「アプリのイメージ像」を抱けない点が、長期的に利用するアクティブリスナー層の増加に悪影響を与え、結果として配信者が収益を得にくい環境を作り上げていると考えられます。
リスナー専が比較的少ない
stand.fmには、リスナー専が比較的少ないように感じます。
他のライブ配信アプリの場合、配信を聴くだけの層(リスナー専)が必ず存在します。これは、聴く価値があると感じるコンテンツを発信している配信者が多いからです。
また、価値を感じたコンテンツには投げ銭(ギフト)を送るのが他のアプリでは一般的であり、それが配信者の収益に繋がります。
しかしstand.fmの場合、そのような有益なコンテンツを発信している配信者が少ないように感じます。そのため結果としてリスナー専の数が少なくなり、配信者が得られる収益の額も少なくなっていると考えられます。
もちろん、stand.fmでも有益なコンテンツを発信している配信者は一定数存在します。そのような配信者が今後増えていけば、stand.fmを利用するリスナー専の数も増え、結果として配信者の収益も増えていくと考えられます。
稼ぐ土壌が出来上がっていない
どのようなライブ配信アプリでも、稼げる土壌が出来上がるには時間がかかります。なぜなら稼げる土壌を作るには、有名配信者という存在が必要不可欠だからです。
有名配信者がいることで、SNSでの告知などからアプリ全体の知名度が向上します。その結果アプリの利用者数が増え、リスナー専の数が増え、配信者全体の収益が増えます。
しかしstand.fmには、このような有名配信者がまだ誕生していません。
人を集められる有名な配信者が生まれれば、そのアプリの利用者は必ず増えます。利用者が増えればリスナー専の数も増え、結果として配信者が得られる収益も確実に増えます。
しかしstand.fmでは、アプリ内で有名になる前に辞めてしまう人が多いように感じます。この点は配信者による責任もありますし、運営側の責任もあると個人的には感じます。
有名配信者になるには時間がかかりますし、有名になるには運営側のサポートもある程度は必要になります。その点、stand.fmの運営会社が今後どのような施策を取っていくのか、個人的にはとても楽しみです。
stand.fm(スタンドエフエム) - 音声配信プラットフォーム
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まとめ
今回は、ラジオ配信アプリstand.fmが稼げるかについて詳しく説明しました。
stand.fmはリリース当初から私も利用しているアプリなので、個人的にはもっと知名度が向上してほしいと思っています。しかし今のところ、アプリを開くたびに昔の配信者は消えていて、利用者層も激変しているという点がとても悲しいです。
この点、今後stand.fmの運営会社が変えていってくれることを切に願っています。
この記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
アイコン引用:stand.fm(公式サイト)