
ライバー事務所を辞めたいけど、辞め方がよく分からないという方も非常に多いと思います。
そこで本記事では、ライバー事務所の辞め方について詳しく解説していきます。
事務所の移籍方法やトラブルの回避方法もまとめたので、ぜひ記事をご覧ください。
目次
ライバー事務所は辞められる?
結論から述べると、ライバー事務所を辞めることは可能です。ただし、事務所とライバーの間には契約が存在するので、正規の手続きを踏まずに一方的に辞めることはできません。
たとえ辞めるにしても、事務所とライバー間での話し合いの上、契約解除の合意が必要です。そのため事務所を辞めたい場合には、まず契約書に記されている契約内容を確認することが重要になります。
尚、事務所を辞める時の理由としては下記の内容がよく挙げられるので、参考にしてみてください。
- ノルマがある
- 還元率が低い
- サポートが得られない
- 他の事務所に移籍したい
- 事務所内でトラブルが発生した
特に、サポートが得られない、他の事務所に移籍したいといった相談をよく受けるので、そのような方はまず契約内容の確認から始めていきましょう。
契約内容の確認
ライバー事務所へ所属する際には、必ず紙面やオンライン上で契約を結びます。最近はクラウドサインなどでのオンライン契約が多いので、まずはメールボックスなどから契約書を探してみましょう。
契約書を見つけた後は、契約内容を確認します。契約書には下記の内容が必ず記載されているので、マーカーなどで分かりやすくメモしておくことをおすすめします。
- 契約期間について
- 自動更新について
- 途中解約について
- 退所後の制限について
- 違約金について
- 独占契約の有無について
- 事務所の二重所属(掛け持ち)について
上記の点が特に重要なので、必ず確認しておきましょう。

契約期間満了で辞める場合
契約書に記載されている契約期間が満了した場合、所属ライバーは事務所を辞めることができます。
ただし多くの事務所は、契約期間の自動更新の旨を契約書に記載しているので注意してください。契約期間の自動更新とは、契約期間満了の数ヶ月前に事務所を辞める旨を伝えなかった場合、契約が自動的に更新される仕組みのことです。
そのため基本的に、契約期間満了で事務所を辞めることを考えている方は、事前に事務所のマネージャーに辞める旨を伝えておく必要があります。

契約期間の途中で辞める場合
契約期間の途中でライバー事務所を辞めたい方は、契約書に記載されている途中解約の欄を確認してください。事務所によって対応は様々ですが、基本的には下記の3つの対応方法が記載されているはずです。
- 途中解約OK
- 途中解約不可
- 途中解約の場合には違約金が発生する
途中解約OKの場合にはそのまま解約できますが、それ以外の場合は事務所との話し合いが必要です。
黙って辞めると後々大きなトラブルに巻き込まれることもあるので、契約書の内容は必ず入念に確認しておきましょう。

ライバー事務所の辞め方
ライバー事務所を辞める時の手順は、大きく分けると下記の3ステップです。
- 辞めたい理由を整理する
- マネージャーに相談する
- ライバーと事務所が合意して退所完了
ここでは、上記の手順について詳しく解説していきます。
辞めたい理由を整理する
ライバー事務所を辞めたい場合、まずは辞めたい理由を整理することが重要です。
この点を整理せずに話を進めると、事務所側から詰められたり、言い逃れができない失言をしてしまうこともあるので、まずは紙面などに辞めたい理由を書き出していくことをおすすめします。
理由を整理すると思考も段々とクリアになり、冷静な状態でマネージャー/事務所と向き合うことができるので、必ず実施しましょう。
マネージャーに相談する
辞めたい理由を整理した後は、ライバー事務所の担当マネージャーに連絡しましょう。この時、辞める話をいきなり切り出すのではなく、辛い点・不満な点などを先に述べておくことが大切です。
なんとなく辞めそうな雰囲気を匂わせた後は、マネージャーと面談する約束を取り付け、面談を実施します。面談中は双方の会話を必ず録音し、辞めたい旨をしっかりと伝えることが大切です。
これにて、マネージャーとのやり取りは終了です。
ちなみに、大半の優良事務所はここでOKを出します。しかし中には、絶対にライバーを逃さないように引き止める事務所や、そもそも連絡に応じない事務所も存在します。
そのような対応を受けた方は、当サイトの公式LINEまでご連絡ください。私の方で対策を練ってみる+今後の二次被害が出ないために、当サイトで注意を促します。

ライバーと事務所が合意して退所完了
途中解約の合意が得られた場合、ライバー事務所から退所することができます。
尚、契約期間中に途中解約が許可された場合には、その月の前後の報酬が支払われない可能性が高いです。
辞めるには相応のリスクが付き纏うので、その点には注意しておきましょう。

ライバー事務所を辞める時のトラブル
ここでは、ライバー事務所を辞める時のトラブルについて解説していきます。
起こり得るトラブルを事前に知っておくことは重要なので、一度確認しておくことをおすすめします。
- アカウントは引き継げない
- 簡単に辞められない場合がある
- 違約金を請求される場合がある
- 退所後の活動が制限される場合がある
アカウントは引き継げない
事務所ライバーとしてアカウントを作成した場合、事務所を辞めたタイミングでアカウントは完全に削除されます。
一度消したアカウントを復活させることはできないので、アカウントは引き継げないものだと覚えておきましょう。
簡単に辞められない場合がある
なかには、簡単に辞めさせてくれない事務所も存在します。
そのような事務所の特徴として、辞めたいと伝えた途端に連絡が途切れたり、都合の悪い内容は全て無視するといった傾向が挙げられます。
このように簡単に辞めさせてくれない場合には、内容証明にて「契約更新を破棄する」旨の内容を送付したり、後述する対処法を試してみることをおすすめします。

違約金を請求される場合がある
契約内容によっては、途中解約により違約金を請求される場合があります。
なかには契約書に記載されていない内容の違約金であったり、記載額以上の違約金を請求されることもあるので、途中解約の際には十分に注意してください。
尚、100万円以上の高額な違約金を請求された場合には、弁護士などに相談してみることをおすすめします。

退所後の活動が制限される場合がある
ライバー事務所から退所した場合、契約内容によっては様々な制限が課されます。
具体的には下記のような制限が課される可能性が高いので、事務所を退所する時には注意しておきましょう。
- 別事務所への移籍が1年間禁止
- 同じアプリでの活動が1年間禁止
- フリーライバーとしての活動が1年間禁止
上述したような内容が制限される場合があるので、退所はよく検討してから決めることをおすすめします。

ライバー事務所を辞められない時の対処法
ライバー事務所を辞められない時には、下記の対処法を試してみてください。
- アプリの運営会社に問い合わせる
- 同じ事務所のライバーに相談する
- 当サイトに相談する
アプリの運営会社に問い合わせる
マネージャーと面談をしても辞められなかった場合、アプリの運営会社にお問い合わせをしてみましょう。
事務所に相談してくださいと返されるケースも多いですが、対応が酷い事務所の場合には介入してくれることもあるので、試してみる価値はあります。
同じ事務所のライバーに相談する
おすすめの方法ではありませんが、同じ事務所のライバーに相談するのも1つの手です。
何か情報を持っている可能性もあるので、信用できそうなライバー仲間を探して相談してみるのも良いでしょう。
もしくはSNSなどで「事務所名+辞めたい」などと検索すると情報がヒットする可能性もあるので、一度試してみることをおすすめします。
当サイトに相談する
どうしても事務所を辞めたい方は、当サイトの公式LINEまでご連絡ください。
可能な範囲でご協力しますので、必要であればいつでも頼って頂けたら幸いです。

ライバー事務所の移籍方法
ライバー事務所を移籍したい人は、まず所属している事務所を辞めることが先決です。
稀に事務所間での移籍が許可される場合もありますが、原則として事務所の掛け持ちは禁止されているので、まずは所属している事務所を辞めることから始めていきましょう。
尚、当サイトでは事務所移籍のサポートもしているので、興味がある方は公式LINEまでご連絡ください。
ライバー事務所を移籍する時の注意点
ライバー事務所を移籍する時は、下記の点に注意してください。
- 二重所属は原則禁止
- 移籍先は慎重に選ぶ
- 契約書の内容を入念に確認する
二重所属は原則禁止
原則として、ライバー事務所の二重所属(掛け持ち)は禁止されています。
片方の事務所が許可しても、もう片方の事務所が許可していない場合には移籍できないので、移籍を考えている方はよく覚えておきましょう。
尚、別アプリを利用する場合には、事務所移籍が許可されるケースもあります。この点、各事務所によって対応が異なるので、移籍前には入念に確認しておくことをおすすめします。
移籍先は慎重に選ぶ
ライバー事務所の移籍を考えている方は、移籍先の事務所は慎重に検討しましょう。
優良事務所と呼ばれる事務所に所属できれば問題ありませんが、悪質な事務所を選んでしまうと更に悲惨な状況になる可能性が非常に高いので、そのような事態だけは絶対に避けることをおすすめします。
尚、下記の記事では、当サイトが取材をしてきた中でも特に良かった優良事務所を一覧にしてまとめました。移籍先の事務所選びで悩んでいる方は、一度参考にしてみてください。
契約書の内容を入念に確認する
移籍先の事務所を選ぶ際には、契約書の内容を入念に確認してください。
特に、契約期間・契約の自動更新・途中解約・退所後の制限・違約金などに関しては、絶対に確認しておきましょう。

ライバー事務所とのトラブルを回避する方法
ライバー事務所を辞める/移籍する時に発生し得るトラブルを回避する方法は、大きく分けると下記の2つです。
- 優良事務所に所属する
- 所属前に契約書の内容を入念に確認する
優良事務所に所属する
いわゆる優良事務所と呼ばれる事務所に所属できれば、ライバー事務所を辞める/移籍する時のトラブルはそこまで起きません。
またもし仮にトラブルが発生したとしても、当サイトで紹介しているような優良事務所の場合、私の方でもサポートが可能です。
そのため面倒なトラブルを避けたい方は、優良事務所に所属することをおすすめします。

所属前に契約書の内容を入念に確認する
そもそも論ですが、契約書の内容を事前に確認しておけば、ライバー事務所を辞める/移籍する時のトラブルは起きません。
事実、当サイトに相談に来る方の多くは「契約内容を全く確認していない人」です。
そのため、所属前には必ず契約書の内容を入念に確認しておきましょう。

ライバー事務所の辞め方や移籍に関してよくある質問
まとめ
今回は、ライバー事務所の辞め方や移籍方法について詳しく説明しました。
事務所を辞める際には様々な手続きが必要ですが、きちんと話し合い円満に退所することができれば、その後の活動や事務所移籍もスムーズに行えます。
関係を悪化させるとロクなことにならないので、事務所を辞めたい・移籍したい時には慎重に行動していきましょう。尚、私がお役に立てることがあれば、いつでもお気軽に当サイトの公式LINEまでご連絡ください。
この記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。