ライバー事務所の立ち上げ方とは?設立方法や個人事業主の副業におすすめの理由を解説!

ライブ配信業界に関わる中で、ライバー事務所を新規で立ち上げたいと考える方も非常に多いと思います。ライバー事務所は比較的誰でも始めやすいことから、近年かなり注目されているのも事実です。

そこで本記事では、ライバー事務所の立ち上げ方について詳しくまとめました。

具体的な設立の流れや、個人事業主の副業におすすめの理由なども交えて解説したので、ライバー事務所の立ち上げに興味がある方はぜひ一度本記事をご覧ください。

尚、ライバー事務所の設立に関する相談をしたい方は、お気軽に当サイトの公式LINEまでご連絡頂けますと幸いです。数十社以上の立ち上げを見てきたので、様々な観点からアドバイスいたします。

【結論、各分野で1番おすすめの配信アプリは何?】

分野 アプリ名/使い方 リンク
顔出し(男) ポコチャ
顔出し(女) ビゴライブ
カラオケ ColorSing
ラジオ/バーチャル IRIAM
大人向け トークライバー

ユーザー数、アプリストアでの評価/評判、稼ぎやすさなどを総合的に踏まえると、一度は利用してみることをおすすめします!

【当サイト限定】

数十社以上の事務所に取材をしてきた経験を活かし、ライバー事務所の比較相談サービスを始めました!他事務所よりも所属条件が確実に良くなる移籍制度や、当サイト限定の時給制度も無料で実施しているので、詳しくはこちらの記事か、相談用の公式LINEまでお問い合わせください!

各アプリでの新人ライバー育成率/優良ライバー輩出率/売上等のランクで実績上位を誇る多数の優良事務所様と6ヶ月以上交渉を続けた結果、Streamer-blogの読者限定特典を頂けましたので、利用したい方はお気軽にご連絡頂けますと幸いです!

ライバー事務所の立ち上げ方とは?

ライバー事務所の立ち上げ方は、大きく分けて法人での立ち上げと、個人での立ち上げの2種類が存在します。

法人でも個人でもライバー事務所を立ち上げることはできますが、それぞれで提出書類が若干異なるので注意が必要です。

そのためここでは、法人の場合と個人の場合に分けて、ライバー事務所の立ち上げ方を詳しく説明していきます。

法人の場合の設立方法

法人としてライバー事務所を設立する場合、まず初めに登記書類を法務局に届け出る必要があります。

届け時には下記の資料が必要になるので、法人登記の際には準備しておきましょう。

  • 定款
  • 登記申請書
  • 印鑑証明書
  • 印鑑届出書
  • 登録免許納税付用台紙
  • 登記事項を記録したデータ/書面

尚、株式会社を設立する場合、費用は約20〜30万円かかります。ライバー事務所単体であれば「合同会社」という形を取り費用を抑える方法もありますので、必要に応じて検討してみてください。

ちなみに法人として設立すると、下記の点でメリットが得られます。

  • 従業員を雇える
  • ライバーの集客が成功しやすい
  • 配信アプリの審査に通りやすい

基本的にライバー事務所を0から立ち上げる場合には法人登記が必須となるので、よく覚えておくことをおすすめします。

個人の場合の設立方法

個人でライバー事務所を設立する場合、開業届を税務署に提出すれば終了です。初期費用もかからず、困難な点も特にありません。

ただし個人でライバー事務所を運営する場合、下記のような内容を全て1人で行う必要があるため、上手くいかないケースがかなり多いです。

  • ライバーの集客
  • ライバーのマネジメント
  • ライバーへの報酬の振り込み
  • アプリの運営会社とのやり取り
  • 税金/法律/誹謗中傷などへの対応

上記は一例ですが、細かく挙げるとその他にも数多くの作業内容が出てきます。

また個人経営でのライバー事務所の場合、法人のライバー事務所と比較して「信用性」「知名度」が低いことから、ライバーの集客面でかなり手こずります。さらに、ライバー事務所間での移籍もこっそりと行われてしまうことが多いため、所属価値がないライバー事務所は淘汰されていきます。

このような背景があるため、個人でのライバー事務所設立は基本的にやめておくことを強くおすすめします。事実、個人運営で上手くいっている事例を見たことがありません。

尚、個人でライバー事務所を運営したい方は、大手ライバー事務所の代理店(2次事務所)になるのが1番おすすめです。詳しくは「ライバー事務所が個人事業主の副業におすすめの理由」で解説しますので、そちらをご参照ください。

全体の流れ

法人/個人問わず、諸々の手続きが完了した後は、下記の流れでライバー事務所の設立/運営を行います。

  1. ライバー事務所の運営体制/マネジメント体制を整える
  2. 取り扱いたい配信アプリを決める
  3. 各アプリの運営会社に、エージェント契約に関する申請書を提出する
  4. エージェント契約完了後、ライバー事務所としての運営を開始
  5. 以降、配信のサポート/事務所独自のイベント企画/ライバーのグッズ販売/アプリの運営会社とライバーの仲介/給料の支払いなどを実施

基本的なライバー事務所の運営の流れは、上記の通りです。

ちなみに、全てのアプリがエージェント契約を募集しているわけではありません。基本的に「稼げる」と言われているアプリや知名度のある有名なアプリは、契約の審査内容に厳しい項目を設けていることが多いので注意しておきましょう。尚、法人の場合でも落ちることがあるので要注意です。

また、上記のような背景があるため、近年ではライバー事務所の代理店(2次事務所)が人気を集めています。詳しくは本記事の後半で解説しますが、ライバー事務所の代理店は成功率が格段に高くなるため、おすすめです。

ライバー事務所を立ち上げる際のポイント

ライバー事務所を立ち上げる際には、下記の3点を必ず押さえておきましょう。

  • 配信アプリの選び方
  • 資金の確保
  • ライバー事務所の運営ノウハウ

配信アプリの選び方

取り扱う配信アプリを選ぶ際には、ライバー事務所への報酬と、所属ライバーへの報酬還元率が良いアプリを選びましょう。

尚、基本的には下記の4つのアプリがおすすめです。

  • ポコチャ
  • 17LIVE
  • TikTokライブ
  • IRIAM

上記4つのアプリはライバーへの報酬還元率が良いだけでなく、ライバー事務所への報酬もかなり高いため、とてもおすすめです。

尚、上記4つのアプリの場合、ライバー事務所のランクに応じて報酬が変わるので注意してください。また、エージェント契約の審査難易度もかなり高いので要注意です。

ちなみに、TikTokライブの1次事務所は日本国内に数十社程しかなく、新規募集も行っていないそうです。そのため、今からTikTokライブの取り扱いを開始する場合には代理店(2次事務所)になることをおすすめします。

資金の確保

ライバー事務所の設立/運営には、最低でも300万円以上の資金が必要です。

具体的には下記のような内容にお金がかかるので、0から立ち上げる方は覚えておきましょう。

  • スカウトマンの給料
  • マネージャーの給料
  • コーポレートスタッフ(経理/人事/広報など)の給料
  • 税理士/弁護士などの費用
  • 広告運用の資金
  • 事務所の賃貸料
  • サイト作成費用

上記は一例ですが、細かく挙げるとその他にも数多くの支出があります。

アプリの運営会社の仕組み上、売上が入るのは最速でも開業の翌月/翌々月となってくるので、開業後の運転資金3ヶ月程度(月100万円×3ヶ月=300万円)は事前に用意しておくことをおすすめします。

尚、開業後に最もお金がかかるのは、ライバーの集客費用です。ライバー1人の集客につき、5,000円〜10,000円はかかると覚えておきましょう。

競合がかなり多いので、集客が1番大変です。

ライバー事務所の運営ノウハウ

当たり前ではありますが、ライバー事務所の運営ノウハウは絶対に必要です。特にライバーの育成/管理に関しては、経験がある方を雇った方が絶対に良いので覚えておきましょう。

ご自身がライバーとして活躍された実績があったり、別事務所などで勤務されていた経験があれば話は別ですが、特に実績がない方は0から学ぶ必要があるので要注意です。

尚、0から立ち上げて上手くいった数少ない事例としては、下記の内容が挙げられます。

  • 過去にご自身がライバーとして活動→引退して事務所を設立
  • 別事業が既にある会社の中で新規事業として立ち上げ→広告費にお金をかけて集客

上記以外で0から立ち上げて上手くいった事例はほぼないので、ご自身がライバーとして成功しているか、資金力がある法人以外は、今からの新規設立は控えておくことを強くおすすめします。

新規設立の成功率は1%以下です。

ライバー事務所のビジネスモデル

事務所の設立が完了した後は、所属ライバーの確保/育成をしながら収入を得ていきます。

ちなみに、ライバー事務所の主な収入源/ビジネスモデルは下記の通りなので、1つの参考にして頂けたら幸いです。

  • 広告収入
  • 所属ライバーの獲得報酬を元に、アプリの運営会社から「ライバー育成報酬」を獲得
  • 所属ライバーが特定の条件を達成した時点で、アプリの運営会社から特別報酬を獲得

基本的には、上記の形で収入を得ていきます。

尚、ライバー育成報酬の還元率は、各ライバー事務所の実績によって大きく変わります。実績によっては最大30%近く変わることもある+なかには実績No.1の事務所だけに公開されている独自の報酬プランもあるので、よく覚えておきましょう。

上記のような背景があるため、基本的には主軸となるアプリを1つ選び、サブとして3〜4つ契約を結んでおくことをおすすめします。

ライバー事務所の種類

ライバー事務所にも、様々な種類が存在します。

具体的には下記の3種類に分けることができるので、ご自身がどれに当てはまるかを明確にした上で、ライバー事務所を運営していきましょう。

種類具体例
事務所単体321.inc
Razzプロダクション
親会社がある事務所WASABI
カーブアウト
代理店(2次事務所)コードスリーコネクト

種類によって経営戦略なども全く違ってきますので、要注意です。

ちなみに、ライバー事務所単体はかなりリスクが高いです。ライバー事務所の数は5,000を超え、飽和状態にあるので。

ライバー事務所を立ち上げる際の注意点

ここまでライバー事務所の設立方法について詳しく説明してきましたが、ライバー事務所を立ち上げる際にはいくつか注意しておくべき点があります。

そのためここでは、各注意点について詳しく説明していきます。

  • 個人で始めるのはかなり厳しい
  • 新規立ち上げの成功率は1%以下
  • ライバーの集客が成功に大きく関わる

個人で始めるのはかなり厳しい

ライバー事務所を今から個人で立ち上げるのは、正直かなり厳しいです。

最初はなんとかなるかもしれませんが、途中でほぼ確実に厳しくなるので、事前に忠告しておきます。

個人で始める場合には、代理店(2次事務所)の方が絶対に良いです。

新規立ち上げの成功率は1%以下

ライバー事務所の立ち上げを今から始める場合、成功率は1%以下と覚えておきましょう。

ライバー事務所の数は5,000を超え、飽和状態を迎えています。そのような中でライバー事務所として収益を得るには、既に述べたようにライバーとして過去の実績があるか、親会社の資金が豊富にある以外、正直勝ち筋はありません。

知名度を利用した広告戦略か広告費にお金をかける以外、ライバーの集客すらままならない状況になることが予想されるので、その点よく覚えておきましょう。

法人/個人問わず、上記の要件に当てはまらない場合には、代理店(2次事務所)になった方が絶対に良いです。

ライバーの集客が成功に大きく関わる

ライバー事務所の成功は、ライバーの集客によってほぼ決まります。

というのも既に説明したように、ライバー事務所の主な収益源は所属ライバーの活躍によるアプリ運営会社からの報酬です。

そのため、ライバーの集客には積極的にお金をかけていくことをおすすめします。

少し内密な話をすると、各アプリには「新規ライバー獲得ノルマ/ボーナス」などが用意されています。

ライバー事務所を立ち上げた後の注意点

ライバー事務所を立ち上げた後にも、いくつか注意しておくべき点があります。

そのためここでは、各注意点について詳しく説明していきます。

  • 継続的にライバーを確保する仕組みを作る
  • ライバーのマネジメントにお金をかける
  • ライバーにしっかりと報酬を振り込む

継続的にライバーを確保する仕組みを作る

ライバー事務所を立ち上げた後には、継続的にライバーを確保する仕組みを作りましょう。

尚、ライバーを確保する方法には下記の2種類がありますが、スカウトDMは本当におすすめできない+費用対効果も微妙なので、避けることをおすすめします。ちなみに某事務所の情報によると、スカウトDMは1,000件送って1人程度の所属率となっているそうです。

  • 広告を打つ
  • SNSでスカウトDMを送る

上記の背景があるため、基本的には自社サイトを豪華にし、インスタやTikTokなどに広告を打つことを強くおすすめします。最も稼ぎやすいライバーは若い女性かママさんライバーなので、そのような層に比較的リーチしやすいSNS媒体に広告を打っていきましょう。

特に女性なら分かると思いますが、皆さん必ず一度はライバー事務所からスカウトDMが来ています。そのためベースとして「スカウトDM=うざい/全無視」という認識があるので、その点よく覚えておきましょう。

ライバーのマネジメントにお金をかける

ライバー事務所を立ち上げ、ライバーを集客した後は、所属ライバーのマネジメントにも時間とお金をかけましょう。

実績のあるライバーやアプリに詳しい人をマネージャーに付けないと伸びなくなってしまうので、マネジメントは必ず入念に行うことをおすすめします。

尚、マネジメント体制が酷いと悪評が流れ、最悪の場合には移籍されてしまうこともあるので注意しておきましょう。

新規事務所の場合、無断移籍がかなり多いので要注意です。

ライバーにしっかりと報酬を振り込む

ライバー事務所を立ち上げてライバーを集客し、所属ライバーをマネジメントした後は、しっかりと各関係者に報酬を振り込みましょう。

お金のトラブルが1番の問題です。この点だけは、例え代表の給料が0円になっても必ず守るようにしてください。

尚、還元率は常時100%にしないと直ぐに移籍されてしまうので、要注意です。

例えばポコチャの場合、還元率常時100%は基本です。そこにどれだけの付加価値を加えられるかが、事務所間での勝負になります。

ライバー事務所が個人事業主の副業におすすめの理由

ライバー事務所の設立が個人事業主の副業におすすめといった内容を聞いたことがある人も多いと思います。

しかし結論から言うと、個人事業主の副業におすすめなのはライバー事務所の代理店(2次事務所)です。

ライバー事務所の代理店は初期コスト0から始められるだけでなく、ノーリスクで成功率もかなり高いので、個人事業主に限らず法人からも人気を集めています。

項目代理店自社立ち上げ
コスト0円最低30万円〜
サポート
報酬プラン次第100%
アプリ会社の審査
手続き関係プラン次第自社次第
成功率事務所次第1%以下

ちなみに代理店としての活動を検討している方は、「カーブアウト」という事務所に一度連絡してみることをおすすめします。これまでに数十社以上の代理店プランを見てきましたが、報酬利率が最も高い+代理店側の要望に柔軟に対応してくださる事務所のため、個人的には1番おすすめです。

尚、ライバー事務所の代理店の中には、おすすめの事務所とおすすめできない事務所があります。詳しくは下記の記事で解説していますので、参考にして頂けたら幸いです。

ライバー事務所の数は5,000以上あるそうですが、その内の95%以上は代理店として活動している方達です。

絶対にライバー事務所の立ち上げを成功させたい場合

絶対にライバー事務所の立ち上げを成功させたい方は、当サイトの公式LINEかお問い合わせフォームまでご連絡ください。

条件や要望などをヒアリングした上で、アドバイスなどをしたり、必要であれば大手有名ライバー事務所の代表などへ直接お繋ぎします。

ちなみに、ライバー事務所の設立代行/コンサルなどにお金を支払うのは絶対にやめた方が良いです。正直なところ、全く意味がありません。

ライバー事務所の立ち上げに関してよくある質問

ライバー事務所の売り上げが出るのはいつ頃?
アプリによりますが、開業の翌月/翌々月に売り上げが出ます。
他のライバー事務所と差別化するには?
現状、ほぼ無理です。ライバー事務所の数が飽和状態にあるので。
Streamer-blogで、ライバー集客の広告を打つことはできる?
直接取材を実施した上で、大丈夫そうな事務所であれば、各アプリの事務所に関する記事内で紹介することは可能です。
ライバー事務所の設立について、色々と聞きたい...
気になる点/確認したい点などありましたら、お気軽に当サイトの公式LINEやお問い合わせフォームまでご連絡ください。

まとめ

今回は、ライバー事務所の立ち上げ方について詳しく説明しました。

現状、ライバー事務所を0から立ち上げるのは本当におすすめできません。成功率が極端に低いので、ライバー事務所を運営したい方は代理店(2次事務所)になることを検討してみると良いでしょう。

代理店の方が、成功率が30倍以上は高いです。

尚、当サイトでお役に立てる/ご協力できることがありましたら、お気軽に当サイトの公式LINEまでご相談ください。即日中にご対応します。

この記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

数十社以上の事務所に取材をしてきた経験を活かし、ライバー事務所の比較相談サービスを始めました!現在所属している事務所よりも絶対に条件が良くなる移籍制度や、当サイト限定の時給制度も無料で実施していますので、詳しくはこちらの記事か、当サイトの公式LINEまでご連絡ください。

Twitterも良かったらフォローしてください!

おすすめのライブ配信アプリ